我龍の日常
人生に必要な物は勇気と想像力それと ほんのちょっとのお金だ・・・     悲しみがあるから喜びは何倍にもなって返ってくるのだ・・・               ━━━━━by 我龍点睛━━━━━
カテゴリー内記事一覧 (下のものほど古い記事です)
スポンサーサイト
--/--/-- --
さてさて
2007/01/29 Monトラックバック(0)コメント(4)
めっさ久しぶりの更新!!!
2006/12/12 Tueコメント(3)
私という存在 3回目(第一章 2)
2006/11/17 Friコメント(5)
私という存在2(第一部 1)
2006/11/10 Friコメント(2)
私という存在
2006/11/07 Tueコメント(5)
■■■スポンサーサイト
--/--/-- --スポンサー広告
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
■■■さてさて
2007/01/29 Mon私という存在
昨日のアクセス数が妙に多いのが気になって
夢にまで出てきた、こんばんわ、我龍です

さて忘れられた小説の続きを書かないと
読者に非常に申し訳がないので
がんばって更新していきたいと思いますw
それでは・・・

今から考えます・・・(ぁ

あまりにも長い間書いていなかったから
どこまで書いてあったのかわすれちゃった(ノ∀`)ノタハッ
読み返して考えてきますw

前の作品がわからない場合はカテゴリーにある
「私という存在」にいけば意味がわかると思います('A`)

私という存在の
 その夜、一輝は一睡もせずに病院で過ごした。
 一輝達はICU(集中治療室)に入り、一翔のベッドサイドに座って
その顔を見つめていた。一翔の父親のほうは落ち着きを取り戻し始めていたが、母親は何がなんだかわからないといった風で、ときどき嗚咽(おえつ)を漏らしては感情を吐き出していた。しかしそのうち目の下に大きな隈(くま)を描いてぐったりと伏せてしまった。
「いったん家に帰るよ」
 妻が疲労の限界に達したのを見て取った父親は、そういい残して妻を抱きかかえ病院を後にした。
 夜の十時ごろ、看護婦がやってきて、一翔の体を熱いタオルで拭いてくれた。小柄で可愛らしく感じの看護婦だった。まだ二十代前半であろう、そんな彼女が誠意を持って一翔の世話をしてくれることに一輝は胸を衝かれた。
 一輝は看護婦の仕事を手伝いながら、一翔の肌の暖かさを改めて感じた。一翔の背中はわずかに汗をかいていた。口の中には唾液が湧き出ていた。皮膚にはまだ張りがあり、頬は薄く上気したように紅を帯びていた。一輝は植物人間というものを見たことがなかったが、こうして一翔の体を見る限り、植物状態と区別することは出来なかった。
「桐生さんに話しかけてあげてください」
一翔の排泄物を始末しながら、看護婦は微笑んでいった。
「きっと喜んでくれますよ」
 その言葉を信じ、一輝は一晩中、一翔に話し続けた。今日見たり聞いたりしたこと、これまでの二人の思い出、どれだけ一翔のことが大切だったかを、絶えることなく話して聞かせた。ときどき笑わせるようなこともいってみた。一翔が笑ったかのように見えたが気のせいであった。一翔は規則的に胸を上下させ、静かに息をし続けていた。プスー、プスーという人工呼吸器の音が止むことなくICUのなかに響いていた。

早朝、一輝は職場へ行った。ふと、ひとりになりたいと思ったのだ。ほとんど人影のない朝の街をゆっくりと車で通り抜け、職場を目指した。職場の建物には薄く靄(もや)がかかっていた。
湿った空気を吸いながら一輝は建物の中に入り、自分の休憩室へと向かった。
 当然のことながら休憩室には誰もいなかった。一輝は自分のデスクに座り、背もたれに体重をかけて、大きく息を吐いた。窓の外に視線を移すと、そこには白く霞んだ町並みが遥か遠くに見えた。
 ICUで見た一翔の顔が浮かんでくる。
 一輝はこれまでに何度か親族の死に立ち会ったことがあった。彼らは病気か、あるいは老衰で死んでいった。皮膚の色は生気に欠け、張りを失っていた。その体は冷たく、堅くなり、生命を全く感じさせなかった。死んでいるということが素直に理解できた。だが、ICUのストレッチャーに横たわっていた一翔の姿は、これまで一輝が持っていた死の感覚からかけ離れていた。
 一翔は本当に死んでしまったのだろうか。
 一輝の中で、文献的概念としての脳死と手に残る一翔の温もりが衝突し波を立てていた。
 一輝も脳死については新聞やテレビなどで何度か目にはしていたし、また臨床医向けの雑誌などを読んで大まかな知識は得ていた。そして、いままではどちらかといえば肯定的な感情を持っていた。脳死に対する批判のうちの幾つかは、非科学的な感情論に流されていると思った。一方で臓器を必要としている患者がいるというのになぜ脳死者からの摘出が躊躇されなければならないのか、とさえ考えていた。
 だが、今の一輝にはわからなくなっていた。
 一翔の心臓が鼓動を続けたまま、臓器が取り出されるさまを思い浮かべ、一輝は唇を噛んだ。マウスやラットの解剖は行われてもそれほどの感情は生まれないのに、この想像だけは耐えることができなかった。
腎臓
一輝は目を閉じた。
一翔は生前、腎臓バンクに登録していた。去年の暮れ、突然一翔が登録を希望したのだ。あの朝のことを、一輝はよく覚えている。
 移植は推進されるべきものだ。頭の中では一輝はそう考えていた。一翔の腎も誰かの役に立つのならば喜ばしいことである。だが、あの一翔から、まだ肌が暖かく、心臓も力強く動いているあの一翔から、腎が取られるということに気持ちが追いついていかなかった。一翔が死んでいるということ自体が感覚としてどうしても受け入れられないのだった。一翔は死んでいない、生き延びさせる方法が必ずある、そんな気がした。
 目を開けると、いつの間にか窓の外の靄は消え、町並みが朝陽を受けて眩しく輝きはじめていた。どこかで鳥の鳴く声がした。一日が始まろうとしている。多くの人にとっては何気ない平凡な一日となるだろう。一輝にとっても、一翔が事故に遭わなければ記憶に残ることもない一日となったであろう。
 一輝は休憩室をでて、厨房に向かった。体を動かしたかった。
たしかに一翔の身体は脳死したのかもしれない。だが自分の手で一翔を生き続けさせることができる。一翔の全てはまだ死んだわけではない。
そう思い一輝は天井に向かって叫び声を上げた。
 病院までの道のりがもどかしく感じられた。一輝はアクセルを踏み込み、ギアを激しく動かしながら、一翔のことを考えていた。やらなければならないことが幾つかあった。親族の意見をまとめ、脳死から復活するまでがんばってみること、脳死についてもっと詳しく調べること、どれも大して難しくはないはずだった。一翔はまだ生きている、それがわかっただけで涙が出てきそうだった。
 
 一翔、これからもずっと一緒だ。
 
 心の中でそう叫んでいた。

テーマ:ヾ(=゚ω゚)ノ - ジャンル:ブログ

トラックバック(0)+ +コメント(4)
■■■めっさ久しぶりの更新!!!
2006/12/12 Tue私という存在
昨日ツリーに一生懸命飾りつけをしていたんですが
SSが撮れなかったんですOTL
そこでとりちゃ(oOねこOo様)にSSをとってもらったSSを
自分の方でアップして載せることが出来ました!
本当にありがとうございましたw



それと、例の小説もどきの続きも書いておこうかなと思いますw
私という存在 3

 午後6時、一輝たちはICU(集中治療室)の中に通された。
 部屋に入る際、緑色をした滅菌衣と帽子を着せられ、さらに三層構造のフィルターマスクをかけさせられた。手や足を消毒液で洗う。病院内でこういった格好をすることになるとは思ってもいなかった。
一翔の父親は外科医という職業のためか滅菌衣姿がさまになっていた。母親のほうだけはさすがに慣れないらしく、ごわごわとした木綿の感触をしきりに気にしている。
 予想外に大きな部屋だった。壁際に幾つものストレッチャーが並んでおり、その二つに一つの割合で輸血や点滴をおこなうための用具が設置されている。壁際には小型モニターが二つ備えられ、そこから何本もチューブが伸びていた。だがほとんどのベッドは使われておらず、部屋の中は閑散としていた。
 一翔は手前から2番目の場所に寝かされていた。
 一翔の鼻の穴にはチューブが挿入されていた。一輝はそのチューブの先を目で追った。管は小さいバケツのようなものへと続き、そこからさらに白い色の機械へとつながっていた。幾つか調節つまみらしきものがあり、メーターの針が一定の間隔をおいて左右に揺れている。それほど大きくない機械だった。針が揺れるたびに、プスー、プスーと音がする。これが人工呼吸器だと医師が説明した。また、壁際に据え付けられたモニターには、脳波らしき線が映し出されていた。
 一輝たちは一翔の体を囲み、その姿を見つめた。
 髪は剃られており、頭部は布と包帯で覆われていた。しかし胸から下はシーツをかけられていたので、それ以外に目立った傷を見つけることはできなかった。頭の傷痕を除けば、まったく正常であるように思えた。
 退室後、一輝たちは医師につれられ、控え室へと通された。医師は一輝たちに椅子をすすめてから自分のデスクに座った。壁に設置されている投影台にCTスキャンの写真を掲げ、また脳波のデータを見せながら、医師は脳死について説明を始めた。脳死の定義とは「脳幹をはじめとするすべての脳の機能が不可逆的に停止した状態」であること、いわゆる植物状態は脳幹が生き残っており脳死とは区別されること、厚生省の定めた判定基準に沿って脳死判定の検査がおこなわれたこと、そしてこの病院ではそのほかに聴性脳幹反応の検査やCTスキャンによる脳血流検査も必要に応じておこなっていることなどを告げた。
「これが午後5時におこなった第一回目の脳死判定検査の結果です」
 医師は一枚の紙を一輝たちに見せた。瞳孔固定、脳幹反射、無呼吸テスト、などといった項目が並び、それぞれの結果が記入されている。医師はひとつひとつ結果の意味を解説した。そして、今の一翔は刺激を与えても脳波に変化が見られないこと、すでに自分では呼吸する力がないことを強調した。人工呼吸器ははずせば呼吸は止まり、心臓も停止して、体温が下がってゆくのだといった。用紙の表のうち右半分は空白になっていた。明日の午後に2回目の検査をしてそこに記入するのだという。
「脳死はこのように検査を二回おこなうことにより判定します。一回目と二回目の間には六時間以上おいて、判定を確実なものとするようにしているわけです」
 一輝はそんな医師の解説を、ただぼんやりと聞いているだけだった。目を閉じた一翔の穏やかな表情が頭から離れなかった。
「一翔さんの人工呼吸器は作動させたままにしておきます。呼吸器をいつ止めるかは、ご家族の間で話し合われてください・・・・・・。もちろん、それまでのあいだ、われわれは一翔さんに対して出来る限りのことはします。栄養剤も点滴もしますし、床ずれが起きないように定期的に体の向きを変えたりもします。しかし、あのように呼吸をしてはいますが、一翔さんはもう亡くなられたのだということは御了解下さい・・・・・・」 

 これで今回はおしまいですw

またひらめいたら更新いたしますw

それではw

(^ω^)ノシ

END_〆(^ヮ^*)

テーマ:(* ′ェ ` *)ノндрру - ジャンル:ブログ

コメント(3)
■■■私という存在 3回目(第一章 2)
2006/11/17 Fri私という存在
さて、今宵も頭抱えて考えました('A`)v

初めての人は訳分からないと思いますので
カテゴリーに「私という存在」というのがありますので
最初の方から見ていただければ光栄ですw


それと、今回はちょっと長いですので(ιA ̄ω ̄)アセアセ
あきずに読んで頂ければ嬉しく思いますw

匿名でもコメントいただければ光栄ですw


 病院の周りの道路はひどく混雑していた。病院内に入ろうとする外来患者の車の列が公道まではみ出し、渋滞を引き起こしているのだ。一輝は苛立った心を抑えきれずに何度もクラクションを鳴らした。
 電話の相手は一翔の親だった。一翔は自動車にのっていた。下り坂のカーブをなぜか直進し、電柱に激突したのだという。ブレーキを踏まなかったのか、車は大破していた。頭を強く打っていたという。事故のあった場所を訊くと、一輝も良く通る幹線道路だった。たしかにスピードは出やすいが、見通しは良く、危なさは感じられない道だ。どうしてそんなことになったのかわからなかった。
「くそっ」
 悪態をついて一輝はハンドルを切った。センター寄りの斜線に割り込み、Uターンする。豚の鳴くようなホーンがあちこちで響いたが、かまっている暇はなかった。病院の裏口にまわり、職員用の駐車場に車を滑り込ませる。物品運入用の入り口から中に入った。途中で通りかかった看護婦を捕まえ、緊急外来の場所を尋ねた。
 一輝は駆けた。中央廊下が果てしなく感じられた。革靴の底が床の上で神経質な音を立てる。いつしか一輝は一翔の名を呟き続けていた。通路を右に曲がったとたん、歩いていた老婆を突き倒しそうになった。すんでのところで身をかわし、捩るような姿勢のまま一輝は走り続ける。信じられなかった。何かの間違いなのだ。今朝も一翔はいつもと変わらない笑みを浮かべていたではないか。一輝は今日の朝食を思い出した。今日の朝食は一翔が作る日で、卵焼きと鮭の塩焼きだった。味噌汁の中には豆腐と若布、葱が浮いていた。なにやら、置き手紙があり、(チンして食べてね)と、一翔らしい置き手紙だった。近くにいれば、「キモ・・・」と、突っ込みをいれているところだった。急いでいたので、暖めはしなかったが、「うん、うまい」と呟いて箸を進めていた。なんという朝食だったのだろう、と一輝は思った。あまりにも普通だったからだ。明日も、明後日も、いつまでも今日と同じ生活が続くと考えているからこそ一翔はそんな料理をだしたのだ。突然すぎる。こんなばかな話はない。今朝は、一翔は先に外に出た。今日は早く職場に行かなくてはいけなかったらしく、一輝の寝ている間に朝食を作り、早くに出て行ったのだ。
「一翔さんの御親族の方ですね?」
 その場に着いたときは息を切らしていた。年配の看護婦が駆け寄ってきて、ぜいぜいと喉を鳴らす一輝の顔を覗き込んだ。一輝は唾を飲んでから、なぜか、そうだと答えていた。
「一翔さんは重態です」看護婦は事態を説明した。「自動車事故で頭部を強く打ったようです。こちらの運ばれた来たときにはすでにかなりの脳内出血が起こっていて、呼吸が停止していました」
 看護婦にすすめられ、一輝は廊下に設置されているソファに腰を下ろした。看護婦のいったことがにわかには信じられなかった。一輝は呆然と看護婦の顔を見つめた。
「助かるんですか・・・・・・?」
「いま緊急手術室で治療がすすめられています。しかし非常に危険な状態です・・・・・・。親戚の方々をお呼びになってください」
 一輝は呻いた。

 一翔の両親もすぐに駆けつけてきた。一翔の父親は古い住宅街で外科医院を経営しており、そのすぐ隣に家を持っている。この病院から5キロと離れていない。
 ふたりは真っ青な顔をしていた。父親のほうが一輝に状況を聞き、危篤状態だとわかると、こみ上げるものを堪えるかのように目を閉じ、そしてドカリとソファに座り込んだ。母親のほうは完全に取り乱し、ハンカチで顔を覆いながら、一輝や近くにいる看護婦にわめき散らした。一輝はそんな母親の姿をぼんやりと眺めていた。一翔の母親がこんな醜態を見せるとは以外だった。父親は頼りがいがあり優しく、母親は物静かでしかし笑顔を絶やさない。まるでホームドラマだ、と思ったものだ。しかし、いま目の前にいるふたりからは普段の穏やかなる振る舞いを想像することができなかった。生身の感情をむき出しにしていた。
「落ち着きなさい」
 父親のほうが妻の名前を呼び、そうたしなめた。だがその声は震えていた。母親はびくりとして振り向き、両目を大きく見開いた。そして一度大きくしゃくり上げ、崩れるように夫の体に凭れた。
 昼を過ぎたが、何も食べる気が起きなかった。一輝たちは看護婦の勧めで待合室のほうに移り、壁にかかっている時計を眺めながら放心した状態で座っていた。時折看護婦が来て、一翔の様子を伝えた。マッサージ処理でなんとか呼吸は回復したものの、かなり自発呼吸能が落ちており、人工呼吸器をつけている状態だという。何度かCTスキャンを受け、その後、集中治療室に移されたようだった。
 医師が一輝たちの前に現れたのは、それから30分後のことだった。一輝たちは反射的にソファから腰を上げた。
 眼鏡をかけてひょろりとした感じの男だった。まだ若い。30代になったばかりだろう。しかし顔立ちは引き締まっており、瞳は優しげで、一輝は好感を持った。医師は自分の名を告げ、脳外科の専門医だといった。そしてしっかりと一輝たちに顔を向け、はっきりと、しかし誠実な口調で一翔の容態を説明した。
「桐生一翔さんは、脳に重篤な出血を起こしていました。こちらに運ばれてすぐに脳の手術と心肺蘇生をおこないましたが、現在は人工呼吸器をつけている状態です。自発呼吸は停止してしまいました。引き続き、強心剤を投与するなど出来る限りの処置をおこないます。しかし、現在のところ、一翔さんは深昏睡の状態にあります。非常に残念ですが、一翔さんは脳死状態に向かいつつあるといわざるをえません」
 ああ、と声を上げて一翔の母親が顔を伏せた。
 一輝はなんと反応したらいいのかわからなかった。人工呼吸器、深昏睡、脳死などといった言葉が頭の中で渦を巻いていた。一翔がそんな単語で表現されるということが信じられなかった。
 そのとき、突然、一輝は熱を感じた。
 はっとして顔を上げた。全身が燃えそうなほど熱かった。外温が上がったのではない。体の内部が発火している、そんな感じだった。温度は急激に上昇していった。わけがわからず、一輝は辺りを見回した。だが視界は赤く染まり、やがて何も見えなくなった。
 一輝は悲鳴を上げようと口を開いた。だがざらざらとした息が漏れるばかりだった。喉の奥が蒸発していた。今にも指先から焔があがりそうだった。焼ける、と一輝は思った。このままでは
「・・・・・・これから一翔はどうなるんでしょう」
 ふっと熱気が消えた。母親が医師に質問していた。
「現在、脳波と血圧、それに心拍数をモニターしています。また、脳内への血流が停止すると脳細胞が死んでゆきますので、それをCTで検査します。そういった検査の結果を確認してから、脳死判定をおこなうことになります・・・・・・」
 どこかで医師が答えていた。一輝は目をしばたたいた。自分の手が見えた。左手だった。手も閉じたり開いたりしてみた。指の動きがしっかりと確認できた。焔はあがっていなかった。
 気がつくと、一輝の隣で一翔の父親が医師と話をしていた。母親が父親に寄り添うようにして立っている。夕方には一翔が一回目の脳死判定を受けることになるかもしれないということが医師の口から聞こえてきた。
 一輝はふらふらとソファに腰を下ろした。先程の幻覚がまだ尾を引いていた。こめかみのあたりがひどく痛かった。
「大丈夫ですか?」
 医師が声をかけてくる。一輝はぞんざいにそれを手で振り払った。
 一翔が死ぬ。
 だまされているようだった。全てが遠い世界の出来事のようだった。まだ全身が火照っていた。あれは何だったのだろう、ずきずきと音を立てる頭の中で、一輝は思った。
あの暑さはいったい・・・
なんだったのだろう・・・と。





くはぁ~~~~
疲れた~('A
今回はちょっと長くなっちゃいましたかな・・・(´・ω・)
次回の更新は・・・
コメント次第ですかね('A`)

しかし、
ここまで読んでくれてどうもありがとうございますw

それではw

(^ω^)ノシ

END_〆(^^*)

テーマ:文学・小説 - ジャンル:小説・文学

コメント(5)
■■■私という存在2(第一部 1)
2006/11/10 Fri私という存在
さて、前回の「私という存在(プロローグ)」
からの続きでも書きますかねw

見たい人は
クリックよろw
 電話が鳴るまで、二階堂一輝(にかいどうかずき)にとってその朝は普段とかわらない穏やかな一日の始まりだった。
 その日、一輝は8時23分の介護施設の駐車場に車を止めた。祝日というのもあり、まだ駐車場は6割がた空いていた。
鞄を手に車を降り、鍵をかける。なにげなしに職場の建物を見上げた。3階建てのその建物は、曇った空の下で灰色にくすんで見えた。
 一輝は玄関ロビーの脇に設置されている靴箱からサンダルを取りだして靴を履き替え、エレベーターのにって2階へ上がった。左右に伸びる廊下の右奥に、一輝の所属する厨房(調理場)があった。早出の職員も休憩に入っていて、物音がしない。だがこれは、いつもの事であった。
早出は、朝は早いがさほど忙しい仕事ではない。他の部署では朝9時頃に職員が集まり、朝礼を開いているところもある。一輝は上司という肩書上、8時30分までに出勤するようにしていたが、これも自分でそう決めただけの事だ。
 一輝は自分のデスクがある部屋の鍵を開け、電灯を点けて中に入った。コートをロッカーに押し込んで、デスクの脇に鞄を置く。机の上には、昨日の夜に職員が書いたのだろう、伝票が2枚置かれていた。入所者の欠席と食形態の変更だった。一輝は2枚の伝票を磁石でホワイトボードに掛けておいた。
 昨日ノートに書いておいた献立を確認してから、一輝は調理の準備に取りかかった。まず、部屋を出て、向かいに位置する厨房内の冷蔵庫のある部屋の鍵を開ける。部屋の中は殺菌灯の光で青白く染まっていた。それを普通の蛍光灯に切り替え、中に入る。冷蔵庫から昼食に使う材料を取り出し、調理台の上に置く。一輝はまな板と包丁を取り出し、洗剤でしっかりと洗い流し、再度、材料の確認をした。
 一輝は、材料を切り始めようとしていると、同期の浅倉麻弓(あさくらまゆみ)が出勤してきた。
「おはよ~う」
 浅倉は歯切れのいい声で挨拶をしてきた。一輝もおはようと声を返した。
 浅倉はコートを自分のロッカーに入れた。白いサマーセーターにジーンズという姿だった。長めの髪を後ろで束ね、白衣をまとった。
 浅倉は女性にしては大柄で、身長は175㌢近くある。一輝より数センチ低いだけだ。一輝の横を通るとき、朝倉はわずかに微笑んで会釈した。浅倉の身長は白衣を着るとよく映える。料理を作る姿はいつも颯爽としており、見ていて気持ちが良かった。
 食材を刻んでいると言い残し、一輝は仕事に頭を戻した。
 煮物の用意をして材料を入れ始めたちょうどそのときに、電話はかかってきたのだった。
 電話のベルの音が聞こえてきた。一輝は手を休めなかった。浅倉がいるはずだ。彼女が応対してくれると思ったのだ。3回ほどのコールの後、浅倉が受話器を取ったらしく、十数秒間静けさが戻った。その後突然ばたばたという足音が響いた。ふと、なぜだか分からないが、一輝は壁にかかっている時計に目をやった。9時ちょうどを指していた。
 大きな音を立てて、厨房の扉が開いた。
「一輝・・・電話・・で・・・」
 視線を上げると、浅倉が開いたとの隙間から顔を出していた。わずかに口元が震えているのがわかった。
「病院から・・・一翔が事故にあったって・・・・・・」


なんだって!?


 一輝は立ち上がった。
 
 一翔は俺の昔からの親友で兄弟のように育ってきた仲であった。
 お互いの両親も家族のように扱ってくれていて、学生時代に、他人の家なのにただいまといえばおかえりと帰ってくるほどであった。
 今は、アパートの一室を二人で借りて一緒に暮らしている。
もちろん浅倉も一翔の事は知っている。以前仕事が終わったときに居酒屋にいったときに知り合ってそれ以来の仲である。
俺達は、職場は違うが、いつも仲が良く、一翔(かずと)、一輝(かずき)という名前から、一(カズ)兄弟、などと呼ばれるほどであった。
 そんな親友が事故にあったのだ。
 一輝は仕事の事などすでに頭からはなくなっていた。

 一輝は、とりあえず浅倉に一言伝えて、職場を飛び出した。


・・・次回に続く!!



ふぅ・・・
とりあえず、疲れた('A`)
また、見てくれる人がたくさんいれば、
更新していきたいとおもいますw

それではw

壁|^ω^)ノシ


END_〆(^^*)






テーマ:文学・小説 - ジャンル:小説・文学

コメント(2)
■■■私という存在
2006/11/07 Tue私という存在
 ○月x日△曜日★時☆分・・・

 職場への出勤のときのそれは起こった・・・


*このお話は管理人の気まぐれで作られた文章で
|あることや無いこと、さまざまな表現が含まれています
|いうならば、小説もどきw
|こういう才能はないですが、なんか、
|書いてみようかなと思って書いてみましたw
|話が良く分からなくなる事もあるかもしれませんが
|その辺は触れないで下さい('A
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 
↓↓続きがあるよ♪↓↓
プロローグ

 目の前の景色が突然消えた。

 桐生一翔(きりゅう かずと)はなにが起こったのかわからなかった。すべてが消えた。一瞬前まではいつもと変わらない朝の町並みがフロントガラスの向こうに映し出されていたのだ。何十回も、何百回も通った道だった。道は緩やかな下りで、右へややカーブしていた。カーブの向こうの信号が黄色に変わるのが見えたところだった。
 一翔は瞬きをしてみた。だが視界はもどらなかった。もう一度、まぶたに力を込めて目を閉じ、そして瞳を見開いてみた。やはり何も見えなかった。先程まで当然のように見えていた前方の出店も、停留所に停車していたバスの尾灯も、歩道を急ぐ高校生の集団も、なにもかもがどこかへいってしまっていた。一翔は慌てて視線を落とし、手元のハンドルを確認しようとした。そして愕然した。ハンドルはなかった。それどころか、自分の両手がどこにあるのかすらわからなかった。シードベルトを締めていたはずの上半身も、軽くアクセルを踏んでいるはずの右足も、あるべきところに存在しなかった。どこまで続いているのかもわからないほどの、ただ一面の闇が広がっているばかりだった。
 周囲がゆっくりとうねっているのがわかった。どろどろした暖かい液の中に浮かんでいる。一翔は生まれたままの姿だった。いつの間にか服はどこかへいってしまったようだった。
 あの夢だ。一翔は気づいた。
 年に一度、誕生日の夜に見る。あの夢だ。始まりも終わりもない、ただくらい世界の中で自分が蠢くのを感じる、そんな奇妙な夢をこれまで一翔は見続けてきた。その夢だった。その夢にいま入り込んでしまったのだ。ただ、なぜいま起きたのか一翔にはわからなかった。あの夢は当たり前のように規則正しく現れてきた。決して誕生日以外の夜には見ることはなかった。まして、目が覚めているときに入り込んでしまうことなど、これまでに一度もなかったことだった。
 自分の体が大きく変化しているのがわかった。腕や足の感覚はなくなっていた。もしかしたらなくなっているのかもしれなかった。頭も胴も腰もない、全身にただ細長く伸びただけの虫のような体、そんな気がした。一翔は体を震わせ、穏やかに粘り気のある暗闇の中を進んでいた。
 ここはどこなのだろう?いままで何度も考えてきたその問いを一翔は繰り返した。一翔の体はこの場所を覚えているようだった。だが一翔はどうしてもそれを思い出すことが出来なかった。かつて、一翔はどこか遠い場所で、確かにこうしていたことがあった。暗い闇の中で何も分からず、ただ体をうねらせて泳いでいた事があった。それが昨日の事だったのか、そもそもこの闇の中で時間が流れているのかどうかも定かではなかった。
 ふと、一翔は自分の体に変化が起きているのを感じた。体の中心で、なにか小さなものが、ゆっくりと二つに分かれてゆく。それと同時に、体全体が中心から静かにくびれてゆく。体の両端が
 いま、自分は二つになろうとしている。一翔にはそれがわかった。
 穏やかだった。時間の進行が途方もなく緩やかに感じられた。
 ここがどこなのか、いつのことなのか、自分がなんなのか、そんな些細な事はもうどうでもよくなっていた。ただこの闇の中でこのまま浮かんでいたかった。体が分裂してゆく。じわりと体の中が二つに離れてゆく。痛みはなかった。心地よいほど感覚がなかった。すべてが静まっていた。掻き乱すものは何も無い。体は自然に分かれてゆく。静かだった。何もかもが静かだった。
 一翔は全ての神経を集中させ、流れの中にゆったりと身を任せた。

 視界が消えたのが不意であったのと同じように、視界が戻ったのもまったく不意の事だった。
ハンドルを握る両手が見えた。一翔は目を瞬き、そして前方に視線を移した。




目の前に太い電柱があった・・・。


とっまぁ、今回はこれくらいにしておいて・・・
また気が向いたら続きを書くことにしますw(いつになるのか・・・

それでは

おやすみなさ~いw

(^ω^)ノシ

END_〆(^^*)

テーマ:文学・小説 - ジャンル:小説・文学

コメント(5)
HOME
手動再生...
手動再生に変更しました


MELT(メルト)

初音ミク プレイヤー
プロフィール

我龍点睛

Author:我龍点睛
キャラクター名
我龍点睛
現在LV130
所属ギルド:アフォの世界
出現サーバー:かえで 
職業:ナイトロード
目的:
トリプルスロー習得!
ジャクム撃破!

リンクはフリーでございますので
ご自由にどうぞw
相互リンクも大歓迎でございますので
足跡を残していただければ光栄ですw

これからもよろしくお願いいたしますw

メイポー

                       20070114030458.png
  我龍点睛 LV:126 ハーミット   20070114030327.png
  飛龍燕舞 LV:46 ソードマン         
  朱雀虹真打 LV:63 クレリック 20070125145352.png
20070125145402.png
20070125145828.png
シークレット(´、ゝ`)

アラド~

Lv:55 ヴァーチェ ジェネラル
Lv:53  ヴァレン デスペラード
Lv:44 デスペイン ウェポンマスター
最新の記事
最近のコメント
カテゴリー
ブロとも申請フォーム
カウンター
あなたは

現在の閲覧者数:

番目のお客様です                              前のカウンターで7708人の方が 閲覧してくださいました どうか、これからも よろしくお願いいたします
リンク
ブログランキング
ただいまブログランキングに   参加中!!!

クリックのほうできれば      よろしくお願いします
月別アーカイブ

 
 
 
 
 
 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。